コーチング

【長年の目標達成】半年でTOEIC900点を突破したNさんの成功体験記

本日は11月のTOEIC試験の結果発表でしたが、クライアントさんから嬉しいご報告が!

TOEIC900点を長年の目標にされていたクライアントさんが、年内ラストチャレンジのTOEICで900点を突破されました!(しかもリスニング初満点👏)

コーチングの6ヶ月コースでTOEICだけにフォーカスすればよかったわけではなく、

  • オンライン英会話を並行
  • 来年1月の英検1級に向けての学習も並行

という条件があった点、そして今年は「平均点が50点くらい下がってるのでは?」と疑いたくなるくらいTOEICが急激に難化していた年だったので、その中で結果を出されたクライアントさんに大拍手を送りたいです。

お仕事で激務の中朝4時に起きて頑張られていたので、上記クライアントさんにお送りしているラインの通り、思わず僕が嬉しくて涙ぐんでしまいました(笑)。

今回の記事では、

  • オンライン英会話を並行
  • 英検1級学習も並行

など、TOEICと英会話を並行して伸ばしていく方法も合わせて、TOEIC900点取得のために効果がある方法・コーチング内容を共有していきます。

TOEIC900点突破に向けて実践したこと

大まかな戦略としては、リスニングの点数が上がる余地があったこと、そして英会話力を向上させるという条件もあったことを鑑みて

第一優先はリスニング

そして、リーディングはPart7の時間・正答率に大きな課題があったので、

リーディングはPart7強化

これら2点を主軸におきながら、必須の英単語力の増加や、苦手な文法の改善を図りながら進めていきました。

ここからは、具体的にコーチングした内容をご紹介していきます。

シャドーイング

今回のトレーニングの中で一番力を入れてサポートさせていただいたのは、「シャドーイング」添削でした。

クライアントさんは元々リスニング力はTOEIC400点前後はある方でしたが、細かい音が聞こえないという課題がありました。

この課題によってお仕事の現場(英会話をする場面)などでも苦労されていたので、シャドーイングについては、かなり厳しく毎日添削させていただきました。

TOEICコースでしたが、上記の課題を解決するにはTOEICよりも速い音源で練習することが大切になるので、WPM170〜180という速いスピードの課題を採用しチャレンジ

難易度の高い課題が多かったですがそれでもへこたれることなく毎日課題提出いただいたので、結果的には今回のようにTOEICリスニング満点、そしてご自身の中でも「すごく聞こえるようになっている」という感覚を抱いていただくことができました。

Part7(精読)

リーディング対策として力を入れたのは、「精読」添削です。

精読についてはさまざまなやり方がありますが、クライアントさんは”丁寧に読む”という経験が少ない方だったので、まずは王道の下記の精読を実施しました。

①SVで品詞分解する
②適切なチャンクで区切る

(適切なチャンクの区切り方については、下記の記事にまとめています)

ただ、これだけだと点数が伸びきらなかったため途中から追加の精読を行いました。

上記のやり方に加えて、

③わからない単語・文法について自分で調べてメモをする
④メモについて僕がFB+質問をする
⑤③〜④を1週間に一度復習+面談内でテストを行う

という風に精読を行いました。

これがクライアントさんのPart7アップに効果抜群。

1-2ヶ月毎日欠かさず実践、添削させていただいたことでPart7が時間内に終わるようになり点数も向上する結果になりました。

単語

続いては単語です。

単語は元々TOEIC必須単語帳『金のフレーズ』については、ある程度クライアントさんの中にインプットがあったので、

900点に向けて、下記の単語帳を徹底学習しました。

  • 『金の熟語』
  • 『黒のフレーズ』
  • 『英検1級パス単』

『英検1級パス単』は英会話力向上のために使用していた単語帳なので一部だけ覚えていただく形にしましたが、

『金の熟語』『黒のフレーズ』に関しては9割以上覚えるべく学習を行い、毎週の面談で細かくテストを実施しました。

単語力が高まれば英会話力にも間違いなく活きるので、単語学習はTOEIC+英会話、を並行する上では避けては通れない道です。

文法復習

文法については元々クライアントさんの強みではあったので、下記の教材の間違えたものだけを徹底的に復習する、という学習を実施しました。

  • 『出る1000』
  • 『900点特急①』
  • 『900点特急②』
  • 『公式問題集』

復習については無駄な時間をかけないために僕とのラインを活用して、

毎日間違えた問題をランダムに出題したり、答えが曖昧なものは細かく解説させていただきました。

結果的にPart5については元々10〜11分かかっていたところを7〜8分以内で解き終わるようになり、「Part7に時間を充てることが可能=リーディングの点数アップ」を実現することができました。

(下記はクライアントさんの『出る1000』文法セット模試の正答率推移ですが、このように2回目、3回目と正答率を上げ、クライアントさんご本人で”回答を説明できる状態”を作る必要があります)

模試

(↑こちらは模試の推移ですが、公式問題集で900点前後取れていても本試験では900点は超えられないということが、今年はTOEIC業界全体で多くありました。英語コーチング業界でもTOEICの難化はかなり話題なので、今後改めて記事にしていく予定です)

模試に関しては『公式問題集』を使って、週末に2時間試験を想定して実施、そして復習を行いました。

コーチングのポイントとしては2周目を定期的に行うことと、2周目で必ず点数が上がる状態を作る、ということです。

『公式問題集』を何度繰り返したとしても、以前間違えた問題を間違えない(=2周目に点数が上がっている)という状態になっていないと、危険信号です。

苦手な問題については適宜ティーチングをさせていただき、2周目の点数を上げていきました。

【まとめ】TOEIC900点取得されたNさんの話

今回は英検1級や英会話の学習を並行しながらも、長年の目標だったTOEIC900点を半年の学習で突破されたクライアントさんへのコーチング内容をまとめてきました。

TOEIC900点はどうしても難易度は上がりますし、全員が到達できるなんてことはもちろんないですが、それでも適切なやり方で並行すれば英会話力、そしてTOEICの点数を同時にあげていくことは可能です。

今回ご紹介したトレーニング方法や教材は他の方でも伸びた実績のあるものなので、今現在TOEIC900点を目指されている方も実践されてみてください。

英語コーチングに関してのご質問や気になることなどがあればコメントやTwitter(@eichan_ruh)、ブログの「お問い合わせ」からご連絡いただけたらと思います。

LINE公式アカウントの方では定期的に英語コーチングに関する無料の相談会を実施しておりますので、ご興味がある方はご参加ください。

また、現在英語コーチとして悩みを抱えている方に向けて英語コーチが今後生き残っていくための無料メルマガも発行しています。

大手スクールでトップコーチになるために意識した、

・満足度
・英語力の伸び
・継続率
・コーチング力
・ティーチング力

これら全てを最大化するための秘訣を、メルマガ限定で無料配信しておりますので「スパルタな内容でもついていける」という方はぜひご登録ください。

Nさん、改めて本当におめでとうございます!!

1級も、引き続きともに頑張りましょう!🔥💪