リスニング

【実は効果ない!?】シャドーイングの効果が出ないやり方4選

みなさん、こんばんは。
Masashi(eichan)です。

一昔前までは、「聞き流すだけ」系の教材を多く見かけましたが、最近は「シャドーイング」の教材をとても多く見かけます。

YouTubeなどでもやり方が紹介されているので、以前に比べ圧倒的に取り組みやすくなりました。

私も10年前美術学生の時に英語学習を始めてから、今でも定期的にシャドーイングを行なってきていますが、実は最初はしばらくの間効果が出ませんでした。

理由は明確で、効果の出ない方法でトレーニングをしていたからです。

みなさんには当時の私のように遠回りをして欲しくないので、今回は私が実際に行なってしまっていたシャドーイングの効果が出ない4つのやり方をお伝えします。

私はこの4つのやり方をやめたことで、リスニング力に大きな変化が出ました。

TOEICのリスニングは200点代スタートだったのですが、今では毎回満点を取得することができています。

そして自身の苦い経験を活かし、英語コーチとして200名以上のクライアントさんにもこの4つのやり方を絶対にしないよう徹底していただいたところ、

などなど、リスニング力が上がったという嬉しいお声をいただいています。

試験スコアや英語コーチングを通して定量的にも成果がでたみなさんのエピソードは、下記記事をご覧ください。

(↑TOEICリスニングで、満点を取られたクライアントさんです👏)

シャドーイングの効果や目的・一般的なやり方については、下記2つの記事で詳しく説明しています。

それでは、いってみましょう!

シャドーイングのやり方

先ほどご紹介した記事にも載せていますが、改めてシャドーイングの目的と正しいやり方について簡単に復習します。

ご存知の方は飛ばしていただいてOKです。

シャドーイングの目的は「音声知覚の自動化」、つまり英語の音を英語として、楽にストレスなく聞き取れるようになることです。

I have a dog. を [アィ ハヴァ ドッグ] のように音として瞬時に聞き取れるようになることですね。

☝️こちらの図のように、回数と精度が伴ってはじめて音声知覚の「自動化」が行われます。

そしてシャドーイングの効果ですが、私はシャドーイングの効果を英語の解像度が上がると表現するのが好きです。

テレビの画素数が上がれば上がるほど映像が鮮明に見えるのと同じように、シャドーイングを行い音声知覚を鍛えることで英語をより鮮明に聞き取れるようになっていきます。

効果のないやり方

それではここからは、過去の私が実際に行ってしまっていた「効果のないシャドーイングのやり方」をお伝えしていきます。

①難しすぎる音源を使う

効果のないシャドーイングのやり方1つ目は、難しすぎる音源を使うことです。

シャドーイングは、言うなればカラオケです。

カラオケのように、スピード・アクセント・抑揚等をそっくりそのままコピーしていくことで、英語の音と文字を結びつけ、リスニング力を鍛えていきます。

そのため、あまりにも難しい音源を選んでしまうと、そもそも音が聞き取れず、コピーをするという目的が遂行できないため、全く効果がありません。

例えるならば、カラオケで急に英語のラップの曲を歌うようなイメージです。

そして厄介なのが、自分が聞き取れない音が多くても、回数を繰り返しているとなんだかやった気になってしまうことです。

当時は自分だけだったのでわからなかったですが、数百名以上のクライアントさんにシャドーイングを実施していただいた経験から声を大にして言えるのは「難しすぎる音源では効果がない」ということです。(to 当時の私です笑)

ではどうするのか?

答えは、自分にとって適切な音源を使うことです。

そしてここでいう適切な音源というのは、ご自身が聞き取れるスピードから+1程度レベル、背伸びしたくらいです◎

+1や背伸びの定義は、音声スピードを測る指標のWPM(音源1分あたりの単語の数)で自分が50%程度聞き取れるものから、

+10程度

=WPM160-170というイメージです。

WPMの具体的な説明や、適切な音源を選ぶコツは下記の記事にまとめています。

②回数を重ねない

効果のないシャドーイングのやり方2つ目は、回数を重ねないことです。

シャドーイングは同じ音源を一定数繰り返しトレーニングをすることで効果が出ます。

目安としては、1つの音源を100回程度繰り返すと効果が出始めてくるようなイメージです。

先ほどお伝えした通り、回数を重ねて精度を高めていくことではじめて音声知覚が「自動化」されていくので、途中でやめてしまうと十分な効果が出ません。

シャドーイングを始めた頃の私は、どんどん音源のレベルアップをしたかったので、1つの音声を15回程度シャドーイングして、やった気になっていました。

今考えると、15回程度のシャドーイングでは大きな音は多少聞き取れるようになっても、a や the など冠詞や英語の音として非常に多い弱形の単語は完全に聞き取れていなかったです。

その場合それは自分が聞き取れない音を聞き取れる状態にもっていく(脳の音のデータを書き換えて、自動化する)ということには貢献せず、十分な効果が出ていないということになります。

そのためゴールのハードルを上げて「音源を完コピする」ということを強く意識し、細かい部分まで丁寧に聞き取り、それを再現するために結果的に回数が必要になる、

という流れで取り組んでいく必要がある。(この目安として、上記に書いた適切な負荷の音源であれば1日30~40回×3日程度=100回以上が必要になるということです)

③改善点を意識しない

効果のないシャドーイングのやり方3つ目は、改善点を意識しないことです。

②で「数」を重ねることが大切とお伝えしましたが、高い効果を得るためには、「質」も意識しなければなりません。

「質」とは言い換えると「どんなことを意識しながらシャドーイングを行うか」です。

とはいうものの、正直一人で学習を行っていく中で、質を意識することはとても難しいです。

私もかなり苦労したのですが、試行錯誤して、今でも継続している方法を1つお伝えします。

それは、毎日自分のシャドーイングの音声を聞いて、聞き取れなかった箇所や苦手な音の変化を3〜4つ書き出し、次の日のシャドーイングの前に復習をするという方法です。

こんな感じでメモに書いて、聞き取れなかった箇所をハイライトしていました。

eichan
eichan
上記は独学でやりやすい方法で、英語コーチングでは下記のようにコーチが必ずクライアントさんのシャドーイングを聴き、毎日厳しめのフィードバックをしていきます(笑)

④効果測定をしない

効果のないシャドーイングのやり方4つ目は、効果測定をしないことです。

例えば、ダイエットをしているとき、効果を感じるのはどんなときでしょうか?

多くの方が体重計に乗って体重が減っているのをみた時や、鏡で自分の姿を見たときに理想の体型に近づいてきている時だと思います。

逆に毎日食事制限や運動を頑張っていたとしても、効果がわからないと飽きてしまったり、自己流のやり方に変わってきてしまいます。

もちろん、ご自身でより効果があるやり方にカスタマイズしていくことも大切ですが、まずは効果測定をするためにも一定の期間計測を続けることが大切です。

そのためにも、自分のシャドーイングがうまくできているかをTOEICのリスニングテストやオンライン英会話で定期的に効果測定しましょう。

(英語コーチングではクライアントさんにとって少しchallengingなWPMの課題から始め、精度に応じて次のレベルに進めるのか、現状どのレベルなのかの測定を行います)

私の場合は、録音したシャドーイングを評価することに加えて、オンライン英会話を1年近く毎回録音していました。

今でもたまに聞き返すのですが、自分の出来なささに笑ってしまう反面、これまでの成長に我ながら感動することもあります。

特に録音を聞くと明らかに先生に聞き返す数が減っているので、シャドーイングの効果などを自分自身で感じるには特に役に立っていました。

まとめ

今回は絶対に真似していただきたくない効果のないシャドーイングのやり方をご紹介しました。

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