みなさんどうもです!eichanです!
今回は、『【70人以上の生徒さんから分析】オンライン英会話で効果を実感するには何時間必要?』と題して、
オンライン英会話を開始してからどのくらいの時間を費やせば効果を実感できるようになるのか詳しく解説していきます。
オンライン英会話を始めてみたけど、どれくらい続ければ効果あるんだろう?
そもそも使い方はあってるのかな?全然成長を実感できてない…
オンライン英会話を始めてから意識するべきことがあれば、知りたいな。
今回は、こういった悩みや不安を解決する記事になっています。
私は英語学習を開始した7年前からオンライン英会話を使っているのですが、開始当初は「本当に成長するのか?」という不安でいっぱいでした。
そして、今は英語コーチ/講師として生徒さんを見ていく中で、みなさん同じような悩みを抱えているんだなと痛感しています。
記事を読み終わる頃にはオンライン英会話で効果を感じ始める目安の時間、
また目安時間のゴールが見えるからこそ学習のモチベーションも高まっていくはずです。
それでは、いってみましょう!
目次
【結論】
オンライン英会話で効果を
実感するには45時間-90時間
それでは早速結論からお伝えしていきます。
オンライン英会話で効果を感じ始めるには”最低でも”45時間-90時間が必要になります。
1レッスンが約30分なので、毎日英会話を行ったとしても3ヶ月-6ヶ月間、90-180レッスンは成長を感じるまで時間がかかるということになります。
これは自分自身の経験と70人以上の生徒さんにアンケートをとってみた結果。
*(通常3ヶ月-6ヶ月は毎日オンライン英会話を実施していただいています)
100%とは言い切れないデータですが、一定の信頼性はあると思います。
もう少し具体的に、オンライン英会話で効果を実感するにはどのような要素が必要なのかを分解してみます。
①相手の言っていることが聞き取れるようになってくる
②自分の言いたいことが言えるようになってくる
③英会話が少し楽しくなってくる
④英語を使うことに対して自信がついてくる
この中で特に①と②に成長が感じられた時、「効果がででるかも…!」と思い始めるものだと思います。
当然現状のレベルに応じて感じ方や成長速度は変わりますが、様々なレベルの生徒さんを見ていても45時間-90時間目安で成長を実感される方は非常に多い印象です。
逆に言えば45-90時間を超えても効果を”ほとんど”実感できないようであれば、オンライン英会話の使い方=レッスンの質に問題がある可能性があります。
特に生徒さんたちは私たちのような英語コーチや講師がついてレッスンの質や学習の方向性をチェックされているからこそ、質が一定担保されている状態。
一人でやっていく場合は45-90時間やってみて全く成長を実感できないのであれば、レッスンで意識するポイントを変えていく必要があります。
そのため次の章からは、自分一人でもできるレッスンの質の高め方や意識すべきポイントをお伝えしていきます。
質を最大化できれば、45時間以内で成長を感じられる場合もありますよ!👇
オンライン英会話で効果を
実感するために意識するべきポイント
オンライン英会話レッスンの質を上げるためにできることはいくつかあるのですが、今回は特に重要な項目をレベル別にお伝えしていきます。
私が受け持つ生徒さんの学習開始時のレベルは多岐に渡っていますが、総合的に考えても効果を実感するにはやはり45-90時間という時間は最低限必要になることが多いです。
*現状の英語力がどうであれ、オンライン英会話を0から始めるという方を対象に考えています。
【初級者(目安:TOEIC200-400点)】
基本的に初級者の時は、まず毎日レッスンを受けることに慣れる、そして緊張を減らしていくという意識が、結果的にレッスンの質を上げることにつながりやすいです。
①自己紹介の型を作る
初級者の方がオンライン英会話の効果を実感するために意識するべきポイントの1つめは、自己紹介の型を作ることです。
事前に自己紹介を作っておくことで緊張を防ぎ、レッスンを進めやすい体勢を作りあげます。
また、自己紹介ははじめましての先生に対しては必ず行うので、あえて自分が使いたい表現を織り交ぜてみるというのも、質を上げるには非常に役立ちます。
下記にオンライン英会話で使える自己紹介の型を載せておきますので、ご活用ください😊
②わからない時は必ず聞き返す
初級者の方がオンライン英会話の効果を実感するために意識するべきポイントの2つめは、わからない時は必ず聞き返すことです。
オンライン英会話をはじめたてのうちは、レッスン中相手の言っていることが聞き取れないということはあるあるです。
そんな時はチャンス!と思って、What did you say? Could you say that again?「え、なんて言ったんですか?もう一度言っていただけますか?」と尋ねてみましょう。
- What did you say?「え、なんて言ったんですか?」
- Could you say that again?「もう一度言っていただけますか?」
わからない時に聞き返す癖をつけることで、レッスンに能動性がプラスされるだけでなく相手に尋ねることで先生がチャットで文章を送ってくださります。
チャットを通じて後から単語や表現のインプットもできるので、レッスンの質が上がりやすいです。
他の尋ね方やオンライン英会話中によく使える表現は、下記をご覧ください👇
【中級者(目安:TOEIC500-700点)】
③結論→理由→具体例の順で話す
中級者がオンライン英会話の効果を実感するために意識するべきポイントの3つめは、結論→理由→具体例の順で話すことです。
英語は日本語と比べ、結論→理由→具体例で話すことをより好む言語です。
日本語だと起承転結が一般的ですが、英語の場合はできるだけ早く結論を持ってくる方が相手に伝わりやすいとされています。
この癖をできるだけ早くつけておくと、レッスンの質があがることはもちろん今後の英会話にも確実に活きてきます。
以下具体的に、犬か猫どちらが好きかというテーマで日本語と英語で回答した場合を書いてみます。
(違いをわかりやすくするために、どちらも日本語で書いています)
Q. 犬と猫どちらが好き?
【日本語の場合】
えっと、ポチっていう犬を飼ってるんですよ。もうめちゃくちゃ可愛くて、毎日一緒に公園で遊んだりして、いつも癒されてました。(具体例)
学校で嫌なことがあった時とかも寄り添ってくれたりして、大好きですね(理由)。
なので、犬の方が好きかなと思います。(結論)
【英語の場合】
えっと、犬が好きです。
(結論)
理由としては2つあって、まずめちゃくちゃ可愛い。(理由)
あと、悩んだ時とかに寄り添ってくれるんですよね。昔公園に行って遊んだりとか、辛い時は色々と寄り添ってくれたりして、すごく癒されてましたね。(具体例)
なので、犬の方が好きかなと思います。(再度結論)
結構極端に使い分けてみましましたが、英語の場合は結論→理由→具体例という流れで話しているのがよくわかると思います。
日本語の話し方が悪いとか、日本語でも結論ファーストで話す人がいるということではなく、
単純に英語話者(特にネイティブの方)にとってはこの話し方をされる方が自然に理解できます。
逆に起承転結的に話されると、イライラするというネイティブの友人もいるくらいです。
理由としては、ネイティブの方たちは結論ファーストでの話し方に子供の頃から親しんでおりそれ自体が自然なことだからだそうです。
オンライン英会話をせっかく行うのであれば、この話し方を徹底した練習をする。
これは長期的に見て、かなりの効果がありました。
④シンプルに考えて伝えてみる
中級者の方がオンライン英会話の効果を実感するために意識するべきポイントの4つめは、シンプルに考えて伝えてみることです。
生徒さんのオンライン英会話を間近で見させていただく機会は多いのですが、難しい日本語で考えてしまっているせいで英訳できないというケースが非常に多いです。
例えば「断捨離する」という日本語を英語にしようとすると、パッと出てこないという方は多いのではないでしょうか?
ただ「断捨離する」→「不要なものを見つけ捨てる」という風に少しずつ噛み砕いた日本語にすると英語にしやすかったりします。
他の例も載せてみます👇
大事なことはこのシンプルに考えることを何度も繰り返し言い換えられる力をつけることなので、
毎回のレッスンで意識してみることで質が高まります。
⑤インプットしたものを
アウトプットする
中級者がオンライン英会話の効果を実感するために意識するべきポイントの5つめは、
インプットしたものをアウトプットすることです。
オンライン英会話は、英語学習において「練習試合」のような位置づけです。
耳を鍛えるシャドーイング、多聴、話すための訓練の独り言、瞬間英作文、知識量を増やす単語学習など、各学習の成果がちゃんと出ているかをチェックする場がオンライン英会話。
つまり、インプットしたものを使い倒すことでレッスンの質が格段に向上します。
ただ普通に「この単語使おう!」と意識するだけでは大体使えず終わってしまうので使いたい単語・表現などを付箋に書いてレッスン中見える状態にしておく、
または友人や家族に「次のレッスンではこれを使う!」と宣言することが効果的です。
【上級者(目安:TOEIC800-900後半)】
⑥相手に必ず質問を投げかける
上級者の方がオンライン英会話の効果を実感するために意識するべきポイントの6つめは、相手に必ず質問を投げかけることです。
自分の意見はなんとか伝えられても、疑問文は作れないというケースは実は非常に多いです。
これは瞬発的に疑問文を作るのは肯定文を作るより難しいからなのですが、練習しないと一向に速くなっていきません。
ただ、英”会話”において質問は必須。
必ず相手に質問を投げかけるために、質問の数をカウントするというのが効果的です。
カウントするようにすることで毎回のレッスンで何回質問したかが数字で可視化されるので、次のレッスン以降またこのポイントを意識しやすくなります。
質問が思いつかない場合は、できる限りWH疑問文を混ぜて展開してみましょう💪!
⑦レッスン内容を録音し振り返る
上級者がオンライン英会話の効果を実感するために意識するべきポイントの7つめは、レッスン内容を録音し振り返ることです。
これは英語レベルが高い方にとっては必須。といっても過言ではないくらい重要なポイントです。
振り返りをすることで、下記のようなことがクリアに見えていくので次回以降のレッスンに活かせることが大量にでてきます。
- 英語で言えない表現
- 聞き取れない音
- 成長できている/できていない箇所
- 自分の悪い癖(Yesばかり言っている等)
- 難しく考えすぎている箇所
特に自分が言えていない表現をすぐに調べて次に使えるようにしておくと、成長速度は加速度的に上がっていきます。
【まとめ】オンライン英会話で効果を感じる目安時間と
レッスンの質のあげ方
今回は、オンライン英会話で効果を実感するには何時間必要という部分に焦点を当て、目安の時間と効果的に到達するための意識すべきポイントを解説しました。
✔️ オンライン英会話で効果を実感するには最低45-90時間以上が必要
✔️ より早く効果を実感するために意識すべき7つのこと
- 自己紹介の型を作成
- わからない時は必ず聞き返し
- 結論→理由→具体例で回答
- シンプルに考えて回答
- インプットをアウトプット
- 相手に必ず質問
- レッスン内容を録音し振り返り
ポイントを意識していけば、より短く効果を実感することができるのでぜひ実践してみてください。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!