スピーキング

【英会話には瞬発力が命】瞬間英作文の効果的なやり方5選

今回は、『【英会話には瞬発力が命】瞬間英作文の効果的なやり方5選』と題して、瞬間英作文の効果的なやり方をご紹介していきます。

私は10年間の英語学習の中で、スピーキングについてはとても苦労してきました。

eichan
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勉強はしているのに、全然話せるようにならない…

英語学習を始めたきっかけが「話せるようになりたい!」ということだったのに、何度もこんな気持ちになっていました。

そんな中、英語学習1-2年目ごろに「何か話せるようになってきたぞ…!」という感覚をやっと少しだけ得ることができたのですが、

この時に集中的に取り組んでいたのが、オンライン英会話と今回ご紹介する「瞬間英作文」でした。

「瞬間英作文」とは日本語で書かれた文を瞬間的に英語にして発話する、という英語学習界や英語コーチング界隈ではとても有名なトレーニングです。

私自身の成長もそうですが、私がこれまで担当させていただいた200名以上のコーチングクライアントさんも、「英語を話せるようになった(こちらの「話せる」の定義はSPM・WPM・Versantなどの定量試験も含みます)」方々は、

ほとんど例外なく瞬間英作文をトレーニングに取り入れられています。

ただ、瞬間英作文に関しては学習当初は下記のような不安を抱えていました。

瞬間英作文って本当に効果あるの?

瞬間英作文ってどれだけやればいいの?

瞬間英作文を繰り返しすぎて、飽きてきた…

そこで今回は、今から瞬間英作文を始めてみたいという方に向けて、瞬間英作文にまつわる不安や疑問点を解消し本当に効果があるトレーニング方法を解説する記事になっています。

この記事を読んで適切なやり方を身につけていただければ、英語を話せる未来が見えてくるはずです。

それでは、いってみましょう!

はじめに 
瞬間英作文をなぜ取り入れるのか?

まずはじめに、なぜ英会話学習の中に「瞬間英作文」を取り入れるべきなのかというお話をしていきます。

※やり方だけを知りたい、という方は次の章に飛んでください。

結論としては、瞬間英作文を取り入れるべき理由は日本の英語教育では文章を作るスピードを高めるトレーニングをしていないためです。

話せない原因は
文章を作るスピード

瞬間英作文は主に「文章を作るスピード」を高めていくトレーニングですが、多くの場合私たち日本人が英語を話せない原因は「文章を作るスピード」に起因しています。

ここでみなさんに少し想像していただきたいのですが、下記のような文を英語で表現する場合、どのように英訳されますでしょうか?

「明日って何をするんだっけ?」

この文を英語で発話する際、私たちの頭の中では下記3つのプロセスが行われます。

①「言いたい文」を日本語で思い浮かべる(概念化)

②単語と文法などを組み合わせて「文を作る」(文章化)

③文章化したものを口から発話する(音声化)

(図解のイメージはこちらです)

これら3つのプロセスをスムーズに滞りなく行うことができれば、自分の言いたいことを英語で伝えることができます。

ただここで、2番目の文を作ること(文章化)にすごく時間がかかってしまう場合がほとんどです。

eichan
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まず、「明日」と「何」はtomorrow, whatで、未来形だからgoing toで、疑問文だから主語と疑問詞の位置を調整して…と頭の中で複数のことが起こっており、考えている間に時間が経過してしまいます😅

そして、それが会話であればさらに悲惨。

言いたいことが言えず、気がついたらもう次の話題に移っていた… みたいなことが起きてしまいますよね。

この単語や文法を文章として組み立てるスピードを最も効率的に高める方法が、瞬間的に英作文を作ること=『瞬間英作文』ということになります。

つまり、瞬間英作文は私たち日本人が苦手な瞬発的な英文の組み立てを鍛えられるトレーニング、まさしく課題にダイレクトにアプローチできる方法なんです。

瞬間英作文は
中高英語のカリキュラム外

ここまで読んで「なんだか効果ありそう!」と思っていただいた方もいらっしゃるかと思いますが、残念ながら瞬間英作文は中高の英語教育のカリキュラム外なのです(なんでやねん!😭)

そのため、自発的に取り組んでいかなければ、私たちが文章を組み立てる力を早める機会はないです。

瞬間英作文を
6-12ヶ月続けた結果

この章の最後は、個人的に毎日12ヶ月瞬間英作文を続けた結果(その後は定期的に継続という形にしています)、

そしてクライアントさんにも平均的に6ヶ月程度は必ず行っていただいている中での効果をお伝えしていきます。

結論、瞬間英作文×オンライン英会話の組み合わせはスピーキング力向上に非常に効果的であると断言できます。

瞬間英作文を何度も繰り返していくことで発話のスピードが上がり、その効果測定および実践もかねてオンライン英会話を繰り返していくと、英語を話すスピードは格段に上がっていきました。

また、瞬間英作文には副次的に文法力強化という効果もあり、これらで培った力でTOEIC満点、そして英検1級などもスピーキング高得点で合格することができています。

実際にクライアントさんの変化としても、

事例1:平均の発話量(単語の数)が1.2〜1.3倍に。

事例2:こちらは瞬間英作文の結果として、同じ時間以内に出せる単語数が増えている例。

事例3:Versantで60点を超えたクライアントさんも、スピーキングの観点では瞬間英作文をメインに実施されています。

スピーキングの定量的な指標であるSPM・WPMなどの説明、およびより具体的なクライアントさんの事例は下記の記事でまとめています。

瞬間英作文の効果的な
やり方5選

それではここからは、瞬間英作文の効果を最大化していくための5つのやり方をご紹介していきます。

全てを実践できずとも効果は見込めるので、自分ができそうなものを取捨選択して実践してみてください。

徹底的に繰り返す

瞬間英作文の効果的なやり方の1つ目は、徹底的に繰り返すことです。

瞬間英作文の教材などを使用していくと、「1回教材を使い切ったら終わり!」という風にしてしまう方が非常に多いです。

ただ、これは一番ダメな使い方です。

瞬間英作文の目的は「文章を作るスピードを高めること(文章化の速度を上げること)」なので、野球でいう素振りのように、何度も何度も繰り返し、少しずつスピードを高めていく必要があります。

そのため、教材を使って学習をする場合最低10周はその教材を繰り返していく必要があります。

「え、そんなにやるの?飽きちゃいそう…」

と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、その通りです。

何度も繰り返しをしていくと、2つの弊害が出てきます。

それは、飽き暗記です。

飽きについてはどうしても繰り返していくと発生してしまうものなので、飽きさせない工夫を作っていかなければいけません。

個人的に効果的だと感じた飽きさせない工夫は、タイムアタック形式で学習をゲーム化する方法です。

eichan
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瞬間英作文はスピードを速めるトレーニングなので、毎回トライするたびに時間を計測していくと、少しずつ速くなっている感覚が体感でき、ゲームのように楽しくなってきます。

そして2つ目の弊害は、暗記してしまうことです。

瞬間英作文は「文章を作るスピードを高めること(文章化の速度を上げること)」なので、一見すると暗記してスピードを上げてしまっても良いように思えますが、そうではないです。

暗記をしてしまうと、教材に登場している文しか使えるようになりません。

これだと英会話実践の際に応用できず、ただ覚えた文のみしか使えないことになります。

逆に暗記ではなく、文の構造を理解、構築できるスピードを高めていくといくらでも応用が効くようになってきます。

eichan
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暗記が完全に悪いということではなく、暗記をしていたとしても、文法を組み立てているという意識を持つことが重要です。

②自分の苦手な文(課題)をひたすらに改善する

瞬間英作文の効果的なやり方の2つ目は、自分の苦手な文(課題)をひたすらに改善することです。

瞬間英作文に限らず、教材を使っているとついつい全てを完璧な状態にしたいと思われる方は多いのではないでしょうか?

私自身「教材を使い切ってから、次に移ろう!」みたいな考え方があったので、細かいところまで何度も繰り返すようにしていました。

これは他の教材であれば効果的な場合もあるのですが、実は瞬間英作文においては学習を非効率にしてしまいます。

なぜなら瞬間英作文の目的、「文章を作るスピードを高めること(文章化の速度を上げること)」は、より具体的にいうと「(自分の苦手な文法・文章)を作るスピードを高めること」だからです。

つまり、既に自分が瞬発的に作れる文を何度も繰り返してもあまり効果的ではないということですね。

先ほど瞬間英作文は何度も繰り返すトレーニングとお伝えしましたが、それは苦手な文章を徹底的に繰り返すという意味になります。

それでは、自分の苦手な文をどうやって判別するのか?

基準は、2つあります。

1文を作るのに、
5秒以上時間がかかっている

物理的に英文を作るのに時間が5秒以上かかってしまっているものは、改善の余地があると判断しましょう。

eichan
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例えば、「元気ですか?」→ [How are you?] は1秒以内で出ますよね。

この文は、改善の必要はないということです。

単語単位で英作文している

自分が発話する際に、どのようにアウトプットしているか確認してみてください。

もし英作をする際に、
I… like… this… restaurant…
え〜… うーん…

と単語単位で出てしまっている文は、改善できる文の候補になります。

この単語単位になっているものを少しずつ塊(チャンク)で伝えられるようにしていくことが、英作文の目標になります。

eichan
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この「かたまり」のことを専門的にはチャンクと呼び、下記のような基準で「かたまり」を作っていくと、発話スピード向上の助けになります。

【チャンクの区切り方】

❶前置詞の後ろ
→ for / my birthday

❷To 不定詞のかたまり
→ to study / English

❸接続詞の後ろ
→ I think that / she is nice.

❹助動詞の後ろ
→ I will / study English.

より具体的な区切り方については、下記の記事をご覧ください。

③インプットしたことを、
オンライン英会話・独り言でアウトプットする

瞬間英作文の効果的なやり方の3つ目は、他学習でインプットしたことを、オンライン英会話・独り言でアウトプットすることです。

ここで、今まで少しだけ触れてきていたオンライン英会話が登場します。

瞬間英作文xオンライン英会話という組み合わせは、瞬間英作文の効果を最大化する上で最も重要なことになります。

なぜなら瞬間英作文は先ほどお伝えしたように野球でいうと素振り、サッカーで例えるならリフティング練習のようなものだからです。

つまりどこまでいっても練習の枠は超えません。

ただ、ここにオンライン英会話を組み入れること練習から、試合(実践)へと学習したことを昇華することができます。

また独り言とはオンライン英会話の簡易版で、「自分自身に英語で話しかける」というものですが、こちらも実践に近いので十分な効果が見込めます。

さらに瞬間英作文×オンライン英会話x独り言をうまく活用するためには、瞬間英作文で学んだ文法を使うことや、自分の苦手な文法を使ってみることが重要になります。

④暗記はしない意識を持つ

瞬間英作文の効果的なやり方の4つ目は、暗記はしない意識を持つことです。

こちらは先ほど①でも少し触れましたが、大切なことなので再度強調させてください。

瞬間英作文で暗記をしない方が良い理由は、瞬間英作文は文法を瞬発的に「組み立てる」ことが目的であって、「覚えたものをそのまま出す」トレーニングではないためです。

いや、でも何度も繰り返していたら、覚えちゃうじゃん…

というお気持ちはすごくわかりますし、私もそうでした。

暗記はついしてしまいがちなので、覚えるのではなく文を組み立てているという認識を持つこと単語を変えて英作文をしてみることが大事です。

まず意識の部分で、「覚えて使おう!」ではなく「組み立てて使おう!」ということを考える。

そして、それでも覚えてしまう場合は単語を変えて英作文を実践してみると効果的です。

  • 「彼」→「彼女」
  • 「勉強するために」
    →「歌うために」
  • 「海外に」
    →「アメリカに」
  • 「行った」
    →「を訪ねた」

このように単語を変えるだけでも、暗記をしている状態からは逃れやすくなります。

テスト(アプリ)で
効果測定する

瞬間英作文の効果的なやり方の5つ目は、テストで効果測定をすることです。

瞬間英作文は自己学習なので、繰り返していくうちに惰性になってしまう可能性が高いです。

これを防ぐためにも、緊張感を産み出しやすいテストを学習後に行うことが効果的。

テストのやり方としては、2つあります。

友人、家族に協力してもらい
テストをする

1つ目は、友人や家族に協力してもらいテストをする方法です。

例えば教材を使って瞬間英作文を行っている場合は、その教材の中からランダムで文をピックアップしてもらい、それらを時間を決めて出題してもらいます。

「1分間で10文以上」みたいなゴールを立ててテストを行っていくと、モチベーションも維持しやすいですし、学習したことが身についているのか効果測定を行うことができます。

アプリを使って、
タイムアタックでテストをする

2つ目は、アプリを使ってタイムアタックでテストをする方法です。

これは後ほどご紹介する教材、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』に限定的なやり方になるのですが、この教材にはアプリ版が存在しています。

このアプリ版では英作文の日本語を読み上げ英語で発話してくれるので、簡易的なテストを自分で行うことができます。

少しずつ読み上げてくれるスピード、考える時間を短くするという風に設定できるので前回のトライと比較することもできます。

(アプリの具体的な使い方については、次の章でご紹介します)

おすすめの
瞬間英作文教材

ここからは、瞬間英作文のためのおすすめ教材を3つご紹介していきます。

どれも個人的に長く活用して良いと思ったもので、学習の効率化には最適です。

会話できる英文法大特訓

まず1つ目のおすすめ瞬間英作文教材は、『会話できる英文法大特訓』です。

こちらは、2年以上使用した一番愛着のある教材です。

左に日本文、右に英文という形で瞬間英作文として使いやすい形式、そして中身の英文が非常に自然な点がおすすめポイントです。

瞬間英作文の教材は少し不自然な文が混ざっていたりするのですが、『会話できる英文法大特訓』に関してはその心配はありません。

掲載されている英文は全て自然なので、練習すればするほど「通じた!嬉しい!」という感覚を味合わせてくれる教材です。

どんどん話すための
瞬間英作文トレーニング

2つ目のおすすめ瞬間英作文教材は、「瞬間英作文」の金字塔、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』です。

非常に有名な教材なので「瞬間英作文」と聞くと、この教材を想像する方は多いのではないでしょうか。

一般的なやり方の説明や、瞬間英作文の意義がしっかり掲載されているおで、「瞬間英作文って何?」といった初級者の方にとっては非常に適している教材だと思っています。

そして、この教材にはもう1つの利点が!

それは、スマホ用のアプリが存在することです。

先ほどの項で少しお話ししましたが、こちらのアプリでは音も入っていますしゲーム感覚で学習を行うことができます。

また、設定から瞬間英作文の答えを出すスピードが選べるので効果測定も兼ねたテストのようにも使用することができます。

eichan
eichan
スピードを上げていくと、タイムアタックのようになって楽しくなってきますよ😊

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

3つ目のおすすめ瞬間英作文教材は、『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』です。

こちらは②の教材とシリーズになっていて、②の教材で網羅されている中学1-3年までの文法項目がシャッフルされているというものです。

シャッフルされているため、文章化のスピードを上げるためにより実践的な内容となっているのが特徴です。

また、シャッフルよりも難易度の高いコンビネーション(シャッフルした文法を、さらに組み合わせたもの)という項目もあるので、瞬間英作文に少し慣れてきた方にはとても適しています

終わりに

今回は瞬間英作文について、大まかな概要や効果的な使い方をご説明してきました。

私はここまでお伝えしたやり方、そして教材を使って瞬間英作文を繰り返したことで、スピーキング力が格段に向上した経験があります。

クライアントさんにも行っていただいており全体的に圧倒的に効果は出ているので、ぜひ興味をもっていただいた方は今日から瞬間英作文を試してみてください。

瞬間英作文ができるようになったことで得たことは多いですが、一番は英語を話すことが楽しくなったことです。

スラスラと文章が出てくる感じは、ある種の快感のようなものになります(笑)

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ここまで記事を読んでくださって、ありがとうございました!